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酒の出来具合 3/27

 世の中、酒が飲めない人は大勢いる。多くは体質がそうする。だがボクは気の毒としか云いようがない。
 酒なくして何のこの世かなと云う。実際、酒も飲まずに飯を食うのかと夕食には当然に酒がつきものの家庭で育った身には、酒のない食事など到底考えられない。
 飲めるけれど飲まないという人もいる。酒は百薬の長なんて台詞は聞こえないらしい。多分に酒を悪者扱いする。過去の印象が悪いのだ。
 酒は隔世遺伝する。じいさんが酒飲みだと影響を受けて子は飲まず、なのに孫の代になると今度は影響が薄かったかあるいは単なる反動か酒飲みになる。周囲に迷惑をかけるからと酒が毛嫌いされるからだろうね。
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 幸いボクの育った環境はみな酒を良くする。両親妹弟みな飲兵衛だ。が酒乱はいない。幸いである。
 酒をよくする。ここが大事だ。大酒飲みではない。飲んでも乱れない。良くするだ。酒を楽しむ習慣が身についている。たしなむ習慣と云うべきか。長くそうありたい。
 そこで日本酒、焼酎、泡盛、ビール、ワイン、ウイスキー、ウオッカ、ラム、ジン・・・・・。何でもござれ。それぞれに味わいを楽しんでる。しかし紹興酒を除く隣の大陸や半島の酒はいけない。貰っても迷惑する。
 そう書くといかにも酒の味が分かっていそうだが、案外これがいい加減である。酒の甘い辛い、キレの良し悪しなどと分かった風に使ってるが本当はどうだか。でも辛口好みコク好きとは認じてる。ビールもキレよりコクだ。
 昨日の記事、鴨川の銘酒をとした。がなぜかこれがバカに甘ったるくて、これまでの飲み口とは大違い。そのべたついた味、しかも何やら雑味が残るのが気になった。
 そうなんである。酒はどんなものも作る度に違うものが出来る。同じ銘柄だからといって同じ味とは限らない。それの恐ろしく味の違う例が紹興酒。あれはカメで作る。小さなカメごとに出来具合が違う。美味いものに当たれば極上だが、同じ銘柄でもこんなものがと思うものもある。カメが違うのだ。
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 数多くの樽の中身をブレンドして味わい深いものにするマッサンの努力もそこに理由がる。中島みゆきの元気の良い歌声、朝ドラもいよいよ終わる。機会があったらまた余市へ行ってみよう。親父が好きだったニッカウヰスキーを試飲しに・・・・。左様、ウイスキーではない。ウヰスキーをである。
(画像はnet拝借)

by natsuman | 2015-03-27 10:21 | 美味佳肴 | Trackback | Comments(1)  

Commented by sibuya at 2015-03-27 21:01 x
私の兄弟姉妹は8人だが みんな酒好きだ。 男は3人だが
大酒のみだ。日本酒・ビール・焼酎・ワインなど 酒を選ば
ないのだが私はウイスキーがどちらかと云えば苦手だ。
40度ほどの強いアルコールがどうしても口に合わない・・
男兄弟3人はいくら飲んでも他人に迷惑をかけるような
飲み方はしないので「俺を嫌って酒を飲まないのだ‥」と
誤解されることが多い。後期高齢者になって深酒はやめよう
‥と心に誓っている昨今だ。

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