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新盆、何と読むか 8/4

 九州四国方面の方には申し訳ないが雨が欲しい。何もかもカラカラ。庭に畑に毎夕水を撒いているがとても追い付かない。この春、庭の一隅に植えた南高梅も葉がみな落ちてしまった。ナスもキュウリも随分早めに木が上がってしまった。
 元気に茂ってるのはサツマイモ。がそれとてオイオイ大丈夫かと気になる。とにかく雨が欲しい。
新盆、何と読むか 8/4_d0013739_8555598.jpg さて毎年7、8月には決まってお盆の話しが出る。まして今年新盆を迎えるご家庭ではいろいろ準備がいる。新でやるか旧でやるかで時期が違うから既に終った方もあろうが。
 そこで今日の疑問。その「新盆」を何と読むか、何と口にしているか、である。
 我がマチでは大体が「シンボン」と読んでいる。が東京ではどうも「ニイボン」と云うのが一般的のようだ。
 ところがある日、これを「アラボン」と口にした方が居た。これは初耳である。そしてさらに「ハツボン」と云う言い方もあると知って驚いた。文字は「初盆」と書くのだろう。
 してみると古手の「シンボン」「ニイボン」に対し、「アラボン」や「ハツボン」は新入りということか。
 言葉は常に進化する。いやこれを進化と云うべきかどうか。そのうち「荒盆」になったり、「発盆」や「髪盆」になる可能性だって無きにしも非ずかも知れない。
 ところでお盆とは本来「盂蘭盆会」のことだが、それがいつしかお盆には「裏」もあると誤解して、8月後半に再び盆行事をするというお話しを時たま聞く。えーっとのけ反りそうな話しではある。
 無知による誤解、勝手な解釈と、俗世間の伝承は無邪気すぎて意外にあてにならない、という話しでした。合掌!

by natsuman | 2014-08-04 09:06 | 祭礼行事 | Trackback | Comments(0)  

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