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何を食べるか 12/3

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 年齢を重ねると共に段々に食味が変わって来た。亡くなった親父が好んで食べたようなものが美味い。
 例えば蒸かしたサトイモ。何にも味を加えない、ただ塩か醤油をちょっと付けて食べる、その泥臭いような素朴な味が懐かしく美味い。また母が好んだ天ぷらもいまや好物に。
 脂っこいものは概して苦手になった。出来れば緑茶に梅干し、ご飯にみそ汁、納豆に海苔、佃煮に漬け物、青菜のお浸しにじゃこ、出し巻に・・・・等々。あそうそう魚は乾物か西京漬け、なんてのが好い。もう一つゴマ塩が欠かせない。
 要は和食である。普段肉なんて食べたいとも思わない。でも身体が求めるから時にはステーキを食べる。いや歳を重ねたら多いに肉食を考えるべきとも思っている。老身に足りないのは良質のタンパク質と肉に含まれる諸々の要素だ。
 でも日本人たるもの米を食べないでどうするとも思ってる。粉食は戦後のアメリカの政略に載せられた結果だと。米ほど素晴らしい穀類はない。しかも美味い。
 旅に出ても宿の豪華な夕食より素朴な和の朝食の方がよほど宜しい。それに魅力を感じる。美味しい朝食にめぐり会うと心までほぐれてくる。でもデザートは要らない。
 うまいは甘いから派生した。しかし甘ければ美味しいというものではない。食品に甘味料を加えるのは邪道。自然の甘味こそが最高の味付けなのだが。
 というわけではないが塩が馴染んだものも好き。塩分取り過ぎかもしれない。幸い血圧が高いというほどのことはない。 

by natsuman | 2013-12-03 09:09 | Trackback | Comments(2)  

Commented by tokyokid at 2013-12-03 15:52 x
いいですねえ、塩を気にしなくていいなんて。欧米人はステーキの付け合わせはロール(パン)ですが、私は炊いた米がいちばんうまいと思っています。お説のとおり、日本人はコメが一番。
Commented by natsuman at 2013-12-04 08:28
ただどうしても米食は塩味の効いたものが美味しく感じ、それに比べれば洋食系の味付けの方が塩分は軽くて済むかと思います。

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