人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本選手権大会に出場 11/9

日本選手権大会に出場 11/9_d0013739_2164119.jpg
 日本選手権大会に出場した。昨年頃からいささか射撃に飽きが来て、というと少々語弊があるが、昔とは違って当たらなくなってきたことを汐に、このところは手持ちの銃を取り替え引き替えして、得点よりも撃つこと自体を楽しんできたつもりだった。
 ところが今回千葉での開催である。となれば行かずばなるまい。
 火縄銃射撃が許可されている所は極端に少ない。全国で数カ所だ。その発祥元は今回の千葉県でスポーツセンター射撃場である。オリンピック射撃選手養成の射場であり、その末端には火縄銃射撃も連なっている。射撃人口こそ少ないものの列記とした公認の射撃スポーツであり、ここから国際大会へと選手を送り出してもいる。
日本選手権大会に出場 11/9_d0013739_217394.jpg
 少々前説が長すぎた。要は今日ここで火縄銃射撃の第36回目の日本チャンピオンを決める試合があったということ。
 だが老身の結果は惨憺たるもの。こんなお粗末な出場はかってない。
 射撃は4種目。細筒の立射と膝射。短筒と中筒。短筒はどうも苦手で敬遠。で他3種に出場。だが実につまらないミスで不発の連続である。
 細筒は規定の時間内13発を打ち込めず5発も撃ち残す。初めてのことだ。火薬を入れないで弾丸を装填したというお粗末に気がつくのが遅かった。発射しないわけである。
 中筒もなぜか不発の連続でとうとうこれも6発も残してお手上げ。ついに分解して火薬を抜いた。その火薬がとても着火する状態でなかったことを知る。火薬の湿気が原因のように思えるがホントかどうか研究課題だ。ともあれ小さなミスが重なったと云うこと。
 この点が現代銃の射撃と違うところ。あまりにも微妙過ぎる。
日本選手権大会に出場 11/9_d0013739_2174148.jpg
 総合優勝は最近好調の若手に。これでトロフィーにリボンが付く。老身のも既に二つ下がっている。二つは他にない。それが自慢だが昔の栄光いまいずこ。
 悔し紛れにあたかも今日トロフィーを取ったかのごとくトロフィーを抱えて写真に収まる。ウン、老兵は消えゆくのみかと、思いは複雑。

by natsuman | 2013-11-09 21:15 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(3)  

Commented by 半谷 at 2013-11-11 08:40 x
すみません。色々やらなくてはいけないことが山積してしまい、お手伝いに行くことができませんでした。ごめんなさい。
Commented by 大岡越前 at 2014-03-23 22:01 x
 はじめまして大岡越前と申します。夏丸様へ質問が有ります?前装銃連盟主催の大会は一般人でも見学できるでしょうか?以前、本気で連盟へ入会を考え状態のいい3匁の国友筒を入手しました。現役の連盟会員のHさんに見てもらったら射撃銃としては口径が大きすぎると言われたので断念して、そのままではもったいないので知り合いの鉄砲隊(空砲演武)に入れてもらいました。ちなみにうちの鉄砲隊の隊長は古式銃修理もしていて、元連盟の会員(夏丸様も知っているかも目黒区にいたNと言えばわかるかも)です。
Commented by natsuman at 2014-03-29 16:13
大岡越前様  もちろん見学出来ます。その旨、会員に申し出て頂ければ入門指導も得られます。ご興味をお持ちでしたら是非入会をお奨めします。現に火縄筒をお持ちなら、もう門前に佇んでるようなものです。どなたかの紹介さえ得て、ぜひ入会のための前装銃射撃講習を受講して下さい。歓迎です。面白い世界ですよ!

<< 猟期前の研修射撃会 11/10 タイヤは消耗品 11/8 >>