台風一過 10/17
久々の台風であった。目と鼻の先の大島では火山灰の堆積土が崩れて大きな被害を出した。その夜半から明けて昼前までよくぞ吹いたもんだ、よくぞ降ったもんだとの思いがある。ご当地測候所が観測して以来最大級の雨だったらしい。
ここ数年被害らしいものがなかった当地だが、さすがに房総半島沖をかすめられては、何もないというわけにはいかない。
といって我が家に被害は無し。ただ塩風で木々の葉っぱのちぎれたものが家の壁、サッシ、ガラスにびっしりこびりついた。その汚いこと。乾いてからでは取れなくなると早速2階まで家廻りの水洗いをする。車はまるで迷彩服を着ているようだ。
午後にはもう青空と太陽が出る。台風は偏西風に足を取られて駈け去った。
今朝、城山登頂の際、ぐるっと辺りを見廻った。数カ所で樹木が根こそぎ倒れてる。市内各地では川が道路が冠水した個所がいくつかあったようだが、よそから比べればまあ大したことはない。
それでも館山湾に避難していた1万トン級の貨物船が烈しい風浪に流されて海岸へ座礁する騒ぎに。何せ台風はこの沖をかすめた。ということは風が北西から回り込むように吹き付ける。それでは天然の防波堤も役立たず。開いた口から吹き付けられては堪らない。錨が引けたか。
沿岸航路船はここへ避難するから機会も多い。2千トン位までの比較的小型の船に問題は起きない。しかし国際航路のそれもパナマ籍、フィリッピン人乗り組みとなると怪しくなる。
館山湾は錨利きの良い避難地だが、直ぐ沖には館山海底谷が入れ込んでいて急激に深くなる。投錨位置の選定が良くなかったのかも。尤も1万トン級の船が暴れたらさすがの館山湾も決して広くはない。
昔から台風一過とはよく云ったもの。東側の低い丘陵から上がる今朝の太陽、そしてその光が差し込む西側の海。気温14度くらいか。でも気持ちのいい朝だった。
by natsuman | 2013-10-17 09:03 | 季節折々 | Trackback | Comments(1)
西高東低の冬型気圧配置になって各地で積雪があった。
前年よりも30日の早い降雪だ。まだ冬タイヤに履き替えて
いない・・恐る恐るの運転だ。 台風は温低に変わり
オホーツク海を通り過ぎたのだが台風一過の晴天にはならない
雨・ひょうなどが降って 低温注意報が出されている。
土日には平年の気温に戻るとの予報だ・・それにしても寒い・・