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夏なぎ 7/10

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 町内会の夏の恒例行事に夏なぎがある。当地へ住み始めた頃はよく分からなかった。ご近所に伺って要は町内の道路その他周辺の草刈りや小枝払いの作業を皆さん総出で行うことと知った。
 毎年8月1,2日は当地館山神社の祭礼である。それに合わせて周辺地区の清掃を済ませておくということが事の始まりらしい。
 とはいえまだ祭礼の2週間も前。夏の暑い最中、草木の伸び盛りの最中に2週間も前とは早すぎる。いいのかな。
 思えば、「夏なぎ」という言葉がよく分からなかった。夏は夏だろうがなぐとはどういうことか。広辞苑を開いても夏なぎの語はない。そうこうしている内に後に続く「なぎ」がどうも「薙ぐ」から来ていて、横様に払って切る、倒すの意から来ているらしいと分かった。つまり薙ぐも刈るも目的は同じようなもので簡単に云えば草刈りのこと。
 「こさばらい」という語もよく聞く。勢いよく伸びた樹木の小枝や蔓(つる)などを刈り払って、樹林や林、薮など風通しを良くする作業のことのようだ。
 広辞苑にも小枝は小さい枝、さえだ、とあるから、どうやら木小枝(こさえだ)から来ているのではと勝手に想像している。
 当地は温暖地で照葉樹林帯に属する。植物の繁茂はすさまじい。草地は夏に7回位は草刈りが欠かせない。今朝も刈り払い機の音が聞こえてくる。こちらもやらずばなるまい。今日は今年3回目だったか4回目になるか・・・・。都会の方には縁のない薮住まいの作業である。
 それでも汗をたっぷり流して一仕事。昼食後の休憩を挟んで再び草取りに挑戦。二度もシャワーを使って汗を流す。冷たいビールが美味い。塩をたっぷりなめて暑い最中の労働は健康に宜しい。

by natsuman | 2013-07-10 20:27 | 祭礼行事 | Trackback | Comments(0)  

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