子供達には難しかったかな 1/27
先生は元クレー射撃オリンピック選手、古式砲術研究家、千葉県ライフル射撃協会会長、その他実に沢山の射撃に拘わる称号、履歴、肩書きを持つお人で、千葉市のお祭り等の実行委員長などを通じても地域文化の高揚に功績がある。
それもこれも「鉄砲」を文化として理解しており、それが今回の受賞につながった。しかし先生は「俺個人が貰ったのではない、中島流炮術研究会が貰った」ものと、会員である私等を持ち上げてくれる。
その郷土へのお返しとして昨日は千葉市本町小学校の児童と父兄、先生に対して「火縄銃」の何たるかを説明する催しがあった。
もとより学校の校庭では実際に火薬を使っての発砲は出来ないが、それでも子供達は興味津々、砲術の型を披露する会員の面々をじっと見つめている。
話が終わって子供達が火縄銃を置いたテーブルをわっとばかり取り囲む。その賑やかなこと。女の子も男の子も小さな頭を突きだして触ったり持ったり、カラクリをカチャカチャいじったり可愛い質問が出るなど、まあなんと子供達は純粋でいいねとボクはただ眼を細めて眺めるばかりだった。
終わってみれば小学生への説明にしては少し難しすぎたなと反省。しかしやがて習う「鉄砲伝来の歴史、その意義」などを加えて語ったから、どうやら先生方には好評のようと胸をなで下ろした。
ただ押しかけてきた子供達の光景を、その対応に翻弄されてカメラを出す暇もないまま画像がないのは残念。折から白いものがちらちらする寒い一時だった。
by natsuman | 2013-01-27 09:00 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(0)