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祭りは成功、ボクは大失敗 8/20・2

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 このくそ暑い中、千葉市は市中で親子三代祭りというのをやる。残暑の中のフェアだ。ありとあらゆる市民の団体が繰り出して繁華街をパレードする。それをまた市民が総出で観覧する。老幼男女、踊りあり、吹奏楽あり、クラシックカーあり、海洋少年団あり、火消しの何とか組あり、ともかく何らかのグループが汗をかきかき通りを抜けていく。
 そんな中に人気の行列がある。親、子、孫、三代が暑い中、それを待っている。中島流古式炮術・千葉城鉄砲隊の出番。総勢11名。旗をなびかせ、鎧を着て(暑い!)、陣羽織もきらびやかに、鉄砲を担いで。観衆は大通りでドーンと撃ち放すのをまっている。
 とここまではよかった。ところがとんでもないポカを、それも大ポカをやってしまった。ドーンといかない。不発である。観客からはどっと笑いが起こる。
 あいやしまった、だが何がどうなったか、点火薬が足りなかったか、それとも操作中落ちたか。一瞬、頭が真っ白に。再度試みるが出ない。ポシュッと点火薬が燃えるだけ。
 直ぐに点火薬を差し替えて撃つが、またもやポシュ。これではもう引き下がるしかない。この日使った鉄砲は不発なんてことは一度もなかったのに。
 後で分かったことだが、一回目に使用した空の薬合を火薬が入っていると思って使ったのだ。薬合を筒内に差し込んで注いだので火薬がなかったことに気がつかなかったのである。
 肝心の火薬を入れずに撃った初めての経験。お粗末を絵に描いたようだった。いやーこれはついに焼きが回ったかと深く反省する。
 (画像はパレードの会場へいく途中。パレード中は撮れないので)

追記
 話まだ続く。翌日、不発した鉄砲の尾栓を外して分かった。上述の分かったような話はまるで筋違い。何と筒先に刺してあった防錆紙が火薬の下から出てきた。これでは火穴を塞いでしまって点火するわけがない。何かの拍子に落ち込んでしまったのか。またあらためて反省。
 

by natsuman | 2012-08-20 14:13 | 祭礼行事 | Trackback | Comments(0)  

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