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大河ドラマか 7/7

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 館山市は千葉県内でもかなり早く市制を敷いた街である。県南一番の都市とは云え、しかし人口はとうに5万を切って4.9万人。着々過疎化の道をたどっている。
 JRの館山駅は今でこそ南欧風と称する駅舎が建っているが、主用交通路としての機能はとっくに高速バスに取って代わられている。心なしか駅舎の風情も寂しげではある。
 駅前のロータリーには里見氏を大河ドラマにと幟が掛かっているが、これもかなり難しいと踏んでいる。里見氏10代の歴史はまだまだ良く分からないことも多く、しかもドラマティックな要素に掛けている。ドラマ仕立てにするほどの内容がないのが難点か。ただそれなりに普段あまり語られない歴史の変転を何とかもう少し世に知らしめたいとする関係者の思惑も分からないわけではないが、やっぱり難しいだろう。
 何せそれを題材にした奇怪な大小説、ビクトール・デユマも驚く南総八犬伝ばかりが広がってしまって、あれが里見氏の歴史だと思ってる方も少なくないのはちょっと情けない。それに対抗するドラマはああむずかしいね。
 

by natsuman | 2012-07-07 09:50 | 歴史 | Trackback | Comments(2)  

Commented by 伏姫 at 2012-07-07 21:33 x
無理でしょうねえ。
想像をふくらませて、里見八犬伝に負けない壮大な物語を作ればいいかもしれませんが。
Commented by tokyokid at 2014-01-10 17:32 x
里見家のことはよくわかりませんが、鉄道の内房・外房線を活性化させるには、ちかごろ流行の豪華列車を走らせて、どこかいいところで一泊させればいいのでは? ドラマより銀河列車でも誘致したほうが早道と考えます。

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