春は鉄砲検査から 4/6 その2

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 毎年4月のはじめ、小学生の新学期が始まる直前に全国一斉に各警察署の銃砲検査がある。狩猟や射撃を趣味とする人にとってはこれが新年度の始まりだ。
 指定された日に指定の会場へ銃を持参し、銃砲所持許可証の記載事項と銃の諸元を調べて間違いがないか、合法的に所持管理されているか、はたまた最近の健康はどうだ、奥さんとの仲はどうだとか、前科はないか、やくざな連中との付き合いはないか、などとかなり細かい面接審査を受ける。
 相手は警察。休みの日にやりましょうなんて事はない。皆さんブツブツ言いながらも仕方なく時間を作ってやって来る。この日、館内の鉄砲が一堂に揃う。
 銃砲管理もここまで来ると少々過ぎる感じがある。毎年これをやるなら3年ごとの許可の更新申請の、あの複雑さは一体何なんだと云いたくなる。
 日本の銃砲管理は世界で一番厳しい。秀吉以来の伝統だろうか。管理は年々厳しく、事件が起こる度に銃刀法が改正され、最近では青少年のライフル射撃も難しくなって問題になっている。
 14~5歳からが望ましいというスポーツ射撃を20歳から初めて一体どうなる。要は微に入り細に入りすぎてるのではないだろうか。国際大会のメダルは遠くなるばかりというわけである。
 会場は年配者ばかり。若い人は滅多にいない。所持に至るまでの壁とも云える難関を越え、そして一度持てば今度はうるさいばかりの管理要求。これでは若い人達は近寄らない。
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 山の獣が増えている。猪が秋田県まで棲息範囲を拡大し、北海道では65万頭ものエゾシカが大手を振っている。畑は荒れる。農家は引く。狩猟圧が後退している証拠だ。獣は人が追わなければどんどん増える。
 狩猟圧の減退は今後大きな問題になりかねない。地方は野生動物の宝庫になるばかり。いっそ狼を入れるのもやむを得なくなる時代が来るかも。
 我が家の廻りはまだ確認していないが、猪がそこらを駆け回るのももう時間の問題だろう。
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by natsuman | 2012-04-06 14:03 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(2)  

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Commented by 好戦妻 at 2012-04-06 21:11 x
奥さんとの仲まで聞かれるのですか、、、、。
「実は、、良くないのでして」
と言ったら所持禁止になるのですかねえ。
          ┐(-。ー;)┌
Commented by natsuman at 2012-04-07 08:20
夫婦が不和だと銃が何に使われるか、それを心配してのことです。尤もそういう事情では始めから許可にはなりませんが・・・。

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