巨大地震、えらいことに 3月12日
どうしようかと思いつつ、プールへ着いたら玄関前が濡れている。プールの水が溢れたと云いつつ係員が排水作業をしていた。そういえばまだ水面が大きく揺れている。
プールは臨時閉館。今日の練習は中止となったものの街中が混乱している。さて帰りがどうか。何とか帰り着いて見ると停電してる。段々暗くなってくると一帯が停電と分かる。いつものように直ぐ点くだろうと高をくくったが一向にその気がない。
ラジオがとんでもない大地震が起きたと報じる。これは長引くかと覚悟して懐中電灯やローソクを準備する。こうなるとオール電化の家は困る。明かりはもちろん、暖房もTVも電話も何も出来ない。幸い我が家はまだガスを一部残してあった。ガスコンロもガスストーブもある。それで何とか夕食を凌いだ。
ローソクとハリケーンランプの明かりの下で、携帯ラジオから刻々と伝えられる情報に耳を立てる。次第に明らかになる被害の大きさに眉をひそめる。幸い当地には大きな被害はなさそう。
天災のないのがこの地の一番いいところと言い続けてきたが、それはまた日頃の心構えがいい加減になる心配がある。我が家は高台で水害の心配はないが、いざというときの明かりや水、食糧、炊さん、トイレ、暖房、その他諸々、日頃からとりあえずの生活準備がいると改めて思わされた。
それにしても将に日本列島を覆う巨大地震。被害の甚大さが時間と共に膨れあがる。犠牲者の数ももっと増えるだろう。犠牲者へのご冥福と被災者の皆さんの立ち直りを祈るばかりだ。特に未だ情報の入ってこない地域が心配。陸前高田市は壊滅状態だという!
by natsuman | 2011-03-12 10:20 | 自然環境 | Trackback | Comments(0)