倫理観欠如 その2 3月4日
それにしてもこの受験生、実に馬鹿なことをした。本人は反省してるらしいが、裏を返せば、捕まらなければ反省もなかったということに思える。
やった事の良し悪しではなく、やった後の反響の大きさに驚き、我が身の不遇を悲しんだということ。それに対する反省だ。情けない。
しかし受験会場に必要のない携帯の持ち込みをなぜ許すのか。不思議だ。初めから、受験会場には携帯を持ち込めませない、持ち込んだ場合には不正受験として処置すると公示しておけばいいではないか。大学側の対応も今一つ要領を得ない。
相変わらずこの問題を倫理観の問題と解説したマスコミはない。報道する側にもそういう倫理観が希薄なのではないか。これまた情けない。
前途洋々だったはずのこの男、この先どうなるのだろう。これから社会に出て行く青年のこと、逮捕まで行かない内に何とか対処できなかったか、他の方法があったのではとボクも少しは思う。
でもこんな程度の事の是非や善悪が判断できない男をまだ若いからと容認するような社会の甘さにはそう簡単に納得出来ない。
by natsuman | 2011-03-04 09:44 | 時事世論 | Trackback | Comments(0)