梅雨に籠もる 7月4日
午前中は古文書の資料整理に没頭。天保15年3月、現和田町の住人・鍋屋嘉平衛ら一行の諸国道中巡りは遙か東海道を下って伊勢、奈良、大阪、岡山、四国、京都を回ってさらに中山道から木曽、善光寺へ廻り、軽井沢を経て高崎へ出て、さらに日光へ行こうとする辺り。集まっての読み解きはまだ上田あたりだが、銀爺の解読は一足先に進んでいる。しかし江戸時代の旅人の脚の達者なことにはただただ驚くばかり。
午後は午後のロードショウを見てうだうだと過ごすつもりでいたら、電話に尻を叩かれる。火縄銃研究の仲間から依頼で、先だっての火縄銃の古式大会写真を貸して欲しい、古武道の雑誌に載せる記事に使用したいとのこと。急遽CD画像資料と手紙を作成して郵送の準備をする。結構なことです。でも今のIT時代にこの郵送ってところが泣かせるね。
それにしても今日の涼しいこと。書斎の窓から冷たい冷気がまるでエアコンの吹き出し口のように流れ込む。一昨日の暑さが嘘のよう。裏でキジが鳴く。まだホトトギスがうるさい。時折ウグイスがけたたましい。ハーバーも静かに沈んでる。これで館空基地のへりの音がしなければ誠に結構なのだが。でもまあ静かな一日でした。
by natsuman | 2005-07-04 17:11 | Trackback | Comments(1)
新OSと主人と格闘していました。今日やっと開通しましたが、写真の取り込みなどすべて新規いってんと言う感じで・・・。