鉄砲サミットin彦根 3月22日
井伊の赤備えといわれる赤い鎧をまとって派手なパフォーマンス。よく見ると歓迎パーティーで知り合った女性県議の方も凛々しい鎧姿で活躍していた。他の団体にも女性の姿が随分見られ、この演武大会は女性の活躍が目立った。
多くの団体は皆さん甲冑着用で物々しく参加している。対して中島流も大いに威を競いたいところだが、江戸後期の道場砲術、つまり戦争のない時代の砲術衆である我等は、色着物に縞はかま、鉢巻き・たすき掛けの恰好で、ちょっと周囲の武張った雰囲気とは雰囲気が違った。
そんなわけだから観客も出足は鈍いし、折角の来場者も寒くて帰ってしまう始末。早く云えば、誰も見ちゃいない、である。
それでも伝統あるグループは整然と演武をこなしているのが、遠間に聞こえる銃声と云うべきか砲声と云うべきか、その音の具合で分かる。誰も見てはいないが、お、今のは上手いね、などと頷きあう。
彦根市の皆さんありがとうございました。
by natsuman | 2010-03-22 17:11 | 祭礼行事 | Trackback | Comments(0)