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兀山にするきか          3月17日

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 早ければあと一週間ほどで開花のニュースが伝わってくる。我等が城山勤番の花見ももう日程が決まっているだろう。多分4月7日頃か。今年の花粉症はどうやらたいしたことなく終わりそうだしと、早速今朝から城山へ出かけた。
 半月ほど家の中でゴロゴロしていたせいか足腰の動きがぎごちない。時折右腰から太ももにかけて電撃が走る。完全に運動不足。
 久しぶりに来て驚いた。城山はまたもや樹木伐採が始まってる。鬱蒼としたトウジイの森が無残に切られて山が明るくなってる。どうしtてこうも樹を切りたがるのか。
 何やら孔雀園も新しく手が入りそう。市は整備すると云いつつこれでは環境破壊ではないか。やたら手を入れ人工的な造物を施していくばかりが整備ではないはず。公園整備というものを誤解してる。
 先だっても当地の観光についてある方の講演があった。そこで南欧風の駅舎やスペイン風の町並み整備などは観光には何の足しにもならないと、市の目玉である(はずだった)施策をいとも簡単に切って捨てていた。まさにその通り、同感である。
兀山にするきか          3月17日_d0013739_11292722.jpg  観光産業で生きなければならない地域をどうするかは、観光に来る側の視点で考えなければならない。そこの視点がずれていることにこの地の人は気ずいてない。並木を椰子としたり、スペイン風にしたり、やたら都会風な公園を作ることは、この地の人には自慢であっても来訪者側からすればどこにもある見慣れた風景であって、観光地の魅力にはなっていない、ということにそろそろ気がついて欲しいね。
 城山はもちろん戦時中のこともあって、さんざん人の手が入った場所だが、それでも折角育った樹木をこうも簡単に切って、木陰を削って良いものだろうか。折角の樹を椅子作りになんぞにしないで欲しい

by natsuman | 2010-03-17 11:38 | 自然環境 | Trackback | Comments(0)  

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