今年、夏はあったのだろうか 8月28日
涼しい那須高原から帰ってその翌朝の我が家の庭の寒暖計は20度。Tシャツ一枚で装ったものの直ぐにこりゃ寒いと、慌ててシャツを着替えた。
しかし日中の日差しは強く、気温はぐんぐん上がって、涼しい内にと始めた垣根の剪定も汗だくの作業となった。
まあ、これも夏の対処方法と割り切っているから、といって格別懲りたわけではない。いい汗をかいてシャワーを使って美味い酒が飲めるという図式に満足している。これぞ健康法と・・・・。
思えば今年はエアコンを使ったのは僅か2回。1回は孫達が来たとき。2回目は坊さんが来たとき。それ以外、我が家のエアコンは動いていない。
それに我が家の寝室にはエアコンそれ自体がない。暑い夏の夜、寝苦しくてどうにもならないという日は普通は一夏2日あるかないか。3日あれば異常な夏ということになる。
夕方には庭に垣根にカーポートに打ち水をして午後の日差しの暑熱をいささかなりと下げる。水滴滴る樹陰を眺めての一杯。これにすぐる楽しみはない。
寝室の掃き出し窓も高窓も網戸にして精一杯開け放してある。幸いどこからも覗かれる心配はない。夕凪の一時、じっとりと暑くても、いつしかひんやりした夜風がどこからともなく忍び寄り、掃き出し窓から高窓へと抜けていく。放っておくと冷たい夜気に喉を痛めるほどだ。
もちろん雨戸なんか閉めたことがない。にもかわらず、街中の軒と軒を接した家々が夏だというのに雨戸を閉めているのが信じられない。大体エアコンなんて代物は我が家には不要だったようだ。
西向きの日中は暑い小さな書斎も今は外からの冷気が静かに入ってくる。思わずくしゃみが出るほど。天然クーラーほど良いものはない。田舎暮らしの素晴らしさだ。
館山湾に海自の輸送艦が停泊していた。こういった艦でも後部にはヘリ用の航空甲板がある。国民としてはこの種の艦が沢山あった方がいざというとき頼りになる。
by natsuman | 2009-08-28 19:47 | 自然環境 | Trackback | Comments(0)