事故対応の詭弁

七月末にリハビリに通っていた医院の駐車場で車をぶつけられた。
先に進入した車が駐車スペースに納まったのを見届けて、その後ろをゆっくり通りすぎた。
と何やら運転席側後方に衝撃がある。驚いて直ぐに車を止め後部を見た。
何と駐車スペースにいたはずの見知らぬ車がバックで愛車後部にぶつかっていた。
当方は後部ドア中央部辺りから後方に、相手はバンパーの左側角を中心に損傷。
困ったことをしてくれましたなといえば、先方は横柄な物言いで、こっちもだよー。
どう見たって先方が後方確認を怠ってバックさせた結果の事故。非は向こうにある。
ところが五分五分だっぺよと相手は言う。そんな馬鹿な。
お宅の車が当方の後ろに当ってるんですよ。安全かどうか確認するのはお宅でしょう。
それをろくに確認もしないまま急激にバックするから事故になったんではないですか。

こういう時、保険が頼りにされる。そのはずだった。
ところが判例からして事故の責任は7:3になる。その一点張り。
調査員が自宅にまで来たが話しに進展は何もなかった。
事故が起きた以上、被害が大きい側にも一抹の責任があるというのだ。
何度も同じ話。やっぱりね。保険会社は自己の都合が先だ。
相手の保険から修理屋に支払われる額は修理費用に足りない。
差額分をこっちもちでは面白くない。かといって長期の裁判沙汰も避けたい。
いつまでも放っておくわけにもいかず。とうとうこっちが根をあげた。
うちは保険を使わないぜ。足りない分はこっちで払う、と捨て台詞。
思い出すのも不愉快とはこのこと。皆さんお気を付け遊ばせ!
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# by natsuman | 2017-10-20 09:00 | のりもの | Trackback | Comments(0)  

火縄銃の小道具

d0013739_14422361.jpg日本の火縄銃はユニークである。
利便性を求めて色々な小道具を産んだ。
火縄銃は極めて原始的な銃だ。
もちろん薬莢が発明される前の産物である。
だから火縄銃には装弾というものがない。
装弾とは火薬と弾頭と雷管を薬莢に組んだものだが、それがない。
火薬も弾丸も直接銃身の中に装填した。

銃砲は筒内で火薬を燃焼させ、瞬時に発生するガスの力を利用する装置だ。
爆発という意味では内燃機関と同じである。
ガソリンエンジンは圧縮した燃料と空気の混合物にプラグで点火する。
では火縄銃は筒の中の火薬にどうやって点火するか。
答えは銃身の基部に小さな穴を開けるだった。

外側に火皿を設け、予め少量の点火薬を盛っておく。
そこに火縄の火を押しつければ点火薬が燃えて中の本薬に点火できる。
いい例が海賊船の大砲。カラクリがない。差し火式という。
大砲の基部上方に穿った小穴に点火薬を詰めておく。
それに何かの火を押しつければ瞬時に内部に点火、発砲となる。
そこに引き金装置、則ちカラクリを工夫したものが火縄銃。
一発撃つのに手間が掛かる。色々と小道具が生まれた。
その代表が点火薬を入れる小型容器。
点火薬を口火薬とか口薬と呼ぶので口薬入れと云う。
火皿に口薬を盛るための道具である。

これが実に上手く出来ている。
画像は筆者の口薬入れの一つ。丸い実のようなものの下に黒い蓋がある。
火皿に点火薬を盛った後、手を放せば自動的に蓋が閉まるという仕組み。
口薬は着火性に富むから、使用後は直ぐさま蓋をした方が良い。
日本独特である。形や材質も様々で美術工芸品でもある。
これを如何に手早く使いこなすかは炮術演武の見せ場か。
明日はその口薬の調整を行おう。
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# by natsuman | 2017-10-19 09:51 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(0)  

薬盒の用意

雨が四日も続いた。もちろんその間、ラジオ体操はお休み。
運動不足が効いて身体の各部が不調を訴える。
聞けばその間、数奇者は雨を厭わず登ったらしい。
酔狂なことである。

この週末、土曜日だが、恒例の南総里見まつりがある。
今や無くてはならない存在とおだてられて鉄砲隊の頭を務めている。
昨日はその準備をした。火縄銃に用いる火薬の用意である。
正規に火薬の譲り受け許可を取り、また当日の消費許可も得ている。
当日は、開会式、演武披露、戦闘劇中、最後の祝砲と計6発を放つ。
それ用に1発分づつ計量し6本の薬盒に収める。
d0013739_11030095.jpg
火縄銃は元来手作り品。口径がまちまちだから、薬盒もそれに合わせて手作り。
演武中は手早く確実にかつ安全に使えなければならない。
もちろんそれなりに工夫が要る。

しかし左膝のお皿の下が痛む。膝を曲げるのが辛い。
演武は短時間に終わるから何とかなる。が武者行列は歩かねばならない。
もちろん身は鉄砲隊。シンボルの鉄砲を置いていくわけにはいかない。
その鉄砲が7.5kgもある。
”そりゃ鉄アレイを担いでるようなものじゃないですか”とは整形の先生。
それが悩み。
もとより少しでも軽くしたい。が軽いものは口径が小さい。
そうなると火薬量は少なく発砲音も小さい。白煙も細る。
見る側の心理としては花火と同じ。音が大きいほどうける。
何しろ空砲演武は”轟音と白煙のスペクタクル”という世界。
それが小さくては。
それを思うとそう簡単に軽いのにしておこうとは決めにくい。
というわけで当日どっちにするか選べばいいと二通り用意した。
はてさてどどちらを選ぶべきか。ここが思案のしどころ。
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# by natsuman | 2017-10-18 11:07 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(0)