今年3月で廃止が決まった市営温水プール。そこで惜しまれながら最後の水泳大会があった。この様子、何と夕方のNHKテレビで放映された。知ったお仲間が何人も出てきた。
称して”第18回安房スプリングスイミングフェティバルin館山” 長い大会名だ。数字、漢字、ひらがな、カタカナ、精一杯使ってる。英語も。
この水泳大会、いわゆるマスターズ方式。よって5歳刻みの年齢別に賞典がある。ということは、泳力/体力が劣った高齢者でも記録狙いやメダルを貰えるチャンスがある。それを楽しみに80の水泳仲間も皆さんトライする。実に健康的。良いね!
かく言うボクもかっては参加していたが、数年前から参加を断念。ゆるゆると泳ぐのは良くても、少し張り切ると後で酷い目に会うから。でもこればかりは仕方がない。年寄りの冷や水は止めた方が良いというわけ。
でも家内はまだ張り切って参加してる。もちろん日頃の水泳教室のお仲間もだ。皆さん何方も60代,70代,80代。さすがに90代は居ないが。
皆さんそれぞれ得意の泳法で参加。家内は背泳ぎと平泳ぎ。得意は背泳だ。オンユア マーク! ピ(電子音)!、で公式大会並にスタート。でも実態は25mの片道か往復で終わり。あっという間の競技である。
やはり若い人は体力がある。60代なら100m競泳に挑戦する方もある。だが70代後半を過ぎると大方は50mか25m! 体力が保たないのだ。
家内の年齢層ではもう競争相手がいない。高齢になれば水泳はどんどん縁が遠くなる。そんな歳で泳げることが珍しくもある。正に参加することに意義あり。
まして競泳では尚更。なら競争しなくてもなどとの思いも。でも普段の水永教室は健康水泳が主眼。競泳することがない。それだけにこの機会を利用して一生懸命泳ぐのは楽しみでもある。
その結果がタイムに。例え気に入らなくてもそれが健康なんだとの証にはなる。賞状と記録、メダルが後に残る。いささか安っぽいメダルではあるけれど、貰って嬉しくないはずがない。
なら悪くはない。おめでとうと云うよりは、ご苦労さんと云うべきだけど!